プレゼントから得た気づき

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1月も後半になってしまいましたが・・・クリスマスプレゼントの話です。

サンタさんからのクリスマスプレゼントや誕生日等子供たちにあげるプレゼント、どのような基準で選びますか?

私は子供の頃、サンタさんからプレゼントはもらっていましたが、親から誕生日を含めてプレゼントをもらったことはありませんでした。

サンタさんのプレゼントも、自分が望んだものをもらった記憶はほとんどありません。

1度だけどうしても欲しくて、手紙も書いて・電話もして!?もらったのは『あみものができるおもちゃ』でした。

こんなやつ↓

それ以外のプレゼントはほとんど覚えていません。洋服とかはがきの入れもの??とか・・・レゴはサンタさんにもらったかも?程度の記憶です。

クリスマスってわくわくしたものだったはずなのに・・・子供心にサンタさんがいないことは早々に認識せざるおえませんでした。

プレゼントは私が欲しいものではなく、親が良いと判断したものしかもらえない・・・そんな思い出が強く残っています。

そもそも「おもちゃは買わない」方針の家庭で育ちました。

家にあったおもちゃはりかちゃんとレゴしか記憶にありません。

たまごっち全盛期だった時も、祖母が買ってくれたので所有していましたが、親は買うつもりはなかったと思います。

ビデオ(DVDの時代ではなかったので)も買ってもらえなかったので、唯一『もののけ姫』だけはなぜか買ってもらえたので家にありましたが・・・映画を観る習慣もほとんどありませんでした。

漫画もゲームも買ってもらえず、中学生のころには友達に漫画を全巻借りて部屋で隠しながら読む・・・そんなこともしてました。

そんな子供時代だったので、自分の子供たちには自分で欲しいものを選んでもらいたい、そしてそれをプレゼントしたいと思っています。

そんな今回のクリスマスプレゼントですが、長女はswitchのソフト(今更感ありましたが、『あつまれ動物の森』です。)、次女は子供用ドレッサーとコスメのセットでした。

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我が家にはぬいぐるみが溢れているので、これ以上は・・・と思ってそれ以外にしたら?と次女にはちょっと誘導を入れてしまった節はありますが。

値段的にはほぼ同額のプレゼントだったのですが、長女のはソフトなので小さく、ツリーの下に置くには見栄えがいまいちだな・・・と感じておりました。

SNSを見ているとツリーの下に大きなプレゼントがいっぱい!できらきら輝いて見えるので、そういうものへの憧れもありました。

そんな時、同僚(次女と同級生のお子さんを持つ)とクリスマスプレゼントの話になりました。

同僚のお子さんが欲しがっていたものは水鉄砲か靴かカメラだったそうです。

話をした時点ではそれらのどれも購入はしていないとのことでした。

水鉄砲は時期的に・・・靴もサイズアウトしても良いように次のサイズも買ってあるし、カメラも今折り紙のパチパチカメラであんなに楽しめているのにその時期にふつうのカメラを与えてしまうのはな・・・もう少し経ってからで良いのではないかなと思っている。

といった考えからでした。

また、「そもそもクリスマスに盛大にプレゼントをあげる必要性がわからない。」とも話をしていて、同僚も子供時代に高価なプレゼントをもらった思い出はなく、せいぜいかわいい髪留め程度だったけれど、それでも充分に嬉しかった思い出があると話をしていました。

確かに、私たちは宗教も異なりますし、クリスマスというイベントなだけで何を祝っているのか、何のためのプレゼントなのかと言われると考えるところがありました。

そしてSNSに感化される必要はないなと改めて思い、子供たちが欲しがっていたプレゼントを用意してあげれば充分だな思う事ができました。

ただ、同僚が「私は虫眼鏡をあげたいと思っていて用意してある。」と言っているのを聞いて、親が与えたいものをあげる方針にはやはり同意しかねる部分がありました。

それは最初にもお話した様に「子供が欲しいものをあげる」を私の中では最も大切にしているためです。

私が子供時代に欲しかったプレゼントをもらえなかった悲しい記憶があるという理由以外に、自分で選ぶ事の大切さを大人になって感じているからです。

私は自分で物事を決めたり、選んだりすることがとても苦手です。趣味もなければ、好みもあまりありません。

幼少期から親が良いと思うものを与えられ、親が決めた物事をそつなくこなすことで親を失望させる事無く、怒られることを出来るだけ回避して生きる生き方を身につけて来ました。

何か選ぶとき、子供の頃は親が良いと思う方を、大人になるにつれて他人が良いと言うものを選ぶ癖が付いていってしまった様な気がしています。(被害妄想ではありますが、自分で選んだものはだいたい否定され、けなされていたと思っています)

それはどんな些細な買い物であっても同じで、現在でも情報を集め、SNSで良いと言われているものを購入してしまうことがやめられず、その行為にとても疲れてしまうこともしばしばです。

自分で選ぶ事で失敗することもあるとは思います。

今回のおもちゃであれば、もらってみたけど面白くなかった。すぐに飽きちゃった等です。

でも失敗であったとしても欲しかった物をもらえた満足感は得られますし、失敗であったことも、自分で受け入れて次へ生かしていく。自分の趣味嗜好を知っていく事にも繋がっていくのではないかなと思っています。

プレゼントというすごく小さな物事かもしれませんが、自分の欲しい物を考えて・自分で選ぶ事は自分を知る上で大切な事ではないかと思えました。

何でもかんでも与える訳ではないですが、今本当に欲しいものを自分で考えて、選んでもらう事への気づきを得たので文章にしてみました。

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